月のものが重い。
世の中の流れが「生理を受け入れる」社会になっていることは、非常に良いことだとは思う。
ただ、「今日生理なので…」と
何かを中断したり、予定を変更することはなかなか勇気があることで、未だできたことがない。
そう、非常にデリケートな部分なのだ。
フェミニズムの現代、そう言ったまごつきは時代遅れなのかもしれない。
でも、自分はそれで守るものがあったりもするので、そこで勇気を出すエネルギーは控え、
いつも医療に助けを求める。
長年服用していたピルは年齢的に厳しくなり、健康面に弊害が及ぶために服用をやめた。
すると忘れていた、重いあれが再び現れ
様子を見ながらやり過ごしていたが、もう半年以上も苦しんでいる。
重い、重くないは
個人の主観によるものが大きいと思う部分なので、列挙したところで
そのくらい…それだけ?と伝わらないことばかりかもしれないが
1時間の間に何度もナプキンがいっぱいになってしまう。
お腹と腰が鉛のように重い。
頭が割れそうにいたい。
出先でボトムスにまで溢れてしまい、家に戻らなければならないこともしばしばなど。
そんな自分の中の小さな苦しみを
「生理だから」と一言で理解しろと周りに強要したくはない。
かといって、心配もかけたくない。
大丈夫?と聞かれると、ますます大丈夫、大丈夫!全然!と普段より頑張ってしまう。
何もないように
笑顔で会話して過ごしている時にも
下半身では常にドロドロとリアルに流れ出ている経血に
「あぁ…早くトイレに」などと半分意識を持っていかれる。
その状況が、月に2回もくる。
それも10日も続くのだから厄介だ。
一般的な範疇を超えるのである。
流石に、もう限界だ。と駆け込むように受診。
「過多月経ですね」
あと10年もすれば終わってしまうのだろけれど、まだまだ続く。
医師より、何点かの治療の方針を提案され
今それを決める段階にいる。
あらゆるデメリットを鑑みながら、性生活も含めて前向きに考えていこうと思っているところだ。
#過多月経